公益財団法人燕三条地場産業振興センターでは、10月26(木)、27(金)の2日間、同センターで開く「燕三条ものづくりメッセ 2017」の出展申し込みを5月31日(水)まで受け付けている。
ものづくり系では日本海側輪最大規模を誇る展示会。それまで毎年開いていた燕三条ものづくり連携フォーラムを3年前に燕三条ものづくりメッセとして大幅にリニューアルし、一気に規模を拡大した。
昨年は241社・団体が271ブースに出展し、8,651人が来場した。出展団体の内訳は、燕三条地域123、新潟県内34、そのほか地域企業61、団体など23。出展分野の内訳は加工技術分野(機械加工、精密板金など)122、民生品分野(作業工具、端数ウエアなど)37、機械装置分野(工作機械、溶接機など)39、産学研究機関(大学、高専、支援機関など)18、ソリューションほか(設計開発、知的財産など)25。
さらにブース訪問企業2万3277社、名刺交換数1万0250枚、成約件数97件、引合・見積依頼667件、相談等件数1172件、後日企業訪問等の約束442件の実績があった。
1小間は間口3メートル、奥行き2メートル、高さ2.4メートルのシステムパネル。ことしも特設テントエリアチェンバーズホール、大型展示/企画展示、多目的大ホール、特別エリアの5つのエリアを設け、最大270小間を設置できるが、すでに昨年は上限に達している。
出展料は昨年は一律1小間2万円だったが、ことしは三条市か燕市に本社か製造拠点がある企業か、三条商工会議所、燕商工会議所の会員企業は、特設テントエリアと大型展示/企画展示が1小間3万円、チェンバーズホール、多目的大ホール、特別エリアが同じく5万円、三条市、燕市以外の企業はエリアを問わず6万円に引き上げた。
昨年までは手厚い補助金などを受け、規模の拡大、内容の充実を図ってきたが、これまで3年間で一定の実績を残し、全国的にも認知が広がったことから、より自立した運営を出展料金の引き上げに踏み切った。しかし、同様の展示会はこの2倍くらいの出展料を設定していることが多く、比較すれば格安な設定という。
昨年に続いて東京から「ALL JAPAN&TOKYOプロジェクト」が出展することが決まっており、首都圏からの来場者増にも力を入れている。出展申し込みや問い合わせは燕三条地場産業振興センター(電話:0256-35-7811、ファクシミリ:0256-32-0447、電子メール:tsm@tsjiba.or.jp)産業振興部へ。