旧店舗の老朽化で建て替え工事を行っていた三条信用金庫東支店=三条市一ノ門2=の新店舗が完成。15日のオープンを前に9日、竣工式が行われた。
竣工式には、三条信用金庫の西潟精一理事長をはじめ役員や総代、東三条商店街など地元関係者、工事関係者など30人余りが出席。神事に続いて三条信用金庫から施工業者の株式会社小林設計事務所と清水建設株式会社に感謝状を贈呈、工事関係者から三条信用金庫に記念品を贈呈した。
西潟理事長はあいさつで、無事に完成したことを喜び、工事関係者に礼を述べるとともに、顧客や近隣には、不便と震動、騒音などで迷惑をかけたとして、協力に感謝した。
新店舗は広くゆったりとしたスペースを確保し、ロビーは、絵画などの作品展などが開ける工夫を凝らした。駐車場は8台分を確保し、今までよりも停めやすくなったことなど特徴を話し、「地域のインフラといたしまして、よりサービスの向上に努め、皆さまがた、お客さまの使い勝手のよい店舗を目指します」と今後も愛顧を願った。
新店舗の敷地面積768平方メートル、建物は鉄骨造2階建てで延べ床面積457平方メートル。ATM2台、両替機1台を設置する。
15日午前9時にオープンし、15、16日の2日間は開店記念イベントとして来店した全員にタマゴ6個か花の小鉢のどちらかをプレゼントする。「初夏の味覚福引大会」として、記念定期などの契約した人と来店客全員に人気の果物が当たる福引きに参加できる。
最初のロビーの展示は、同店の斜め向かいの杉山額縁店=三条市一ノ門2=の杉山繁行さんの作品展で、杉山さんが制作した人形や絵画を展示する。