15日(月)行われる三条祭りの大名行列を支える三条祭り若衆会(梅田裕基会長)は、本番まで1週間余りとなった日曜の7日、大名行列の進路を実際に歩いて本番をイメージしながら運行を確認した。
三条祭り若衆会は、三条まつりの大名行列を支える中心的な存在で、人員確保や行列の組立を行い、その伝統を次代に継承している。
燕三条青年会議所、三条エコノミークラブ、建青会をはじめ地元のさまざまな団体で構成。ことしも行列に加わるのは約280人、着付けやみこも加えると約340人にのぼる。
ことしはきれいな大名行列を見せたいという梅田裕基会長の意向もあり、この日は会員十数人が参加して八幡宮を出発して大名行列が進むルートを実際に歩いた。
本番では大名行列の中にいると全体を見渡せず、行列が詰まったり、逆に間延びしたりすることがある。自分の足でルートを確認することで、本番でも大名行列全体を想像できるようにするのがねらいで、いわば本番に向けたイメージトレーニング。参加者はルートマップを広げて確認しながら歩いていた。
また今後、参加者が減少することがあることから、ことしは参加団体以外の一般参加者を積極的に募集し、約70人が一般参加になる。一般の人は大名行列に参加できないと思っている人が多く、今後も一般参加を強化していく。