三条市役所低層棟上の「市民の広場」では、16日にご婚約されることが明らかになった秋篠宮家の長女眞子さま(25)の「お印」であるモッコウバラ(木香茨)が元気に花を咲かせている。
「市民の広場」では、バラを栽培、管理する三条市職員のボランティアグループ「ひまわり倶楽部」(山田隆雄部長・会員約40人)が植えたさまざまなバラが花の見ごろを迎えている。
お印とは、皇族が身の回りの品などに印される紋章、シンボルマークのことで、天皇陛下は文字の「榮(えい)」、皇后は「白樺(しらかば)」、秋篠宮さまは「栂(つが)」などとなっている。
眞子さまのお印であるモッコウバラは、中国原産のバラで、成長が早く、たくさんの花をつけるのが特徴。市民の広場で育つのは、そのなかでも黄色の八重咲きの花をつけるキモッコウと呼ばれる品種。古いフジの木のように幹の下の方から何本にも分かれ、フェンスにからみついてぐんぐん大きく育っている。
バラの品種のなかでも開花が早く、市民の広場にあるほかのバラの多くはこれから満開を迎えるが、キモッコウはすでに満開を少し過ぎたところだ。