NTTタウンページ株式会社(岡田昭彦代表取締役社長・東京都港区虎ノ門3)は、ことしも燕市の「燕市市民便利帳」を収録した「タウンページ&ハローページ燕市版」と、避難所や公衆電話マップなど災害時に必要な情報をまとめた別冊「防災タウンページ燕市版」を製作し、市内に全戸配布している。
「タウンページ&ハローページ燕市版」はことしで5年目になり、県内ではほかに新潟市、三条市、上越市、長岡市、佐渡市の5市で同様の「タウンページ&ハローページ」を製作している。
「燕市市民便利帳」では、22ページを使って市役所の窓口案内や健康、福祉サービスなどを掲載したほか、特集ページでは「つばめ若者会議」のプロジェクトを2ページを使って掲載。表紙は燕市名物の背脂ラーメンの写真が飾る。
「防災タウンページ燕市版」は2年目で25ページの別冊。避難所や公衆電話マップのほかに一般的な防災に役立つ知識も掲載し、ことしは熊本地震体験壇も加えた。いずれもNTTの利用の有無にかかわらず燕市内の全戸、全事業所に配布している。
17日、燕市役所で燕市への贈呈式を行い、NTTタウンページから岡田社長とイメージキャラクターの「タウンページ君」、燕市から鈴木力市長と燕市観光PRキャラクター「きららん」が出席。「これ1冊あれば大概のことは間に合うというタウンページになっている」、鈴木市長は「防災を呼びかけるツールになるのでは」と話した。