三条市が中心の盆栽愛好会「陽風会」(永井喜一会長・会員25人)は20(土)、21(日)の2日間、三条市中央公民館で春季盆栽展を開いており、20人の会員が22席に手塩にかけた盆栽を展示している。
県内でも有数の歴史の長い盆栽愛好会で、早春、春、秋の年3回、盆栽展を開いている。今回は春季盆栽展。ブナやモミジ、エゾマツの枝先に伸びた若々しい新芽の緑が春を告げる。
サツキは6月10日ころが花のピークだが、早くも開花した「日光」、「絞り朝顔」、「光琳」など品種やツツジの一種のミヤマキリシマのほか、添え物もヒメシャガ、チチコグサ、ミヤマヨメナ、エノモトチドリなど花を咲かせた山野草が多く、鉢の中で変化する初夏から自然の移ろいを味わうことができる。
20日は午後5時まで、21日は午前9時から午後4時まで、入場無料。