県央地域のバラ愛好者でつくる三条バラ愛好会(諸橋弘子会長・27人)は27、28の2日間、道の駅「庭園の郷 保内」(三条市下保内)で「第19回春のバラ展」を開き、会員が育てたバラを展示している。
昨年まで三条市保内公園で開いてきたが、この2日間は保内公園で「春の保内公園まつり」が開かれており、それと連携して「庭園の郷 保内」でもイベントを行っていることから、今回は初めて「庭園の郷 保内」を会場にした。
赤やピンク、白、黄などさまざまな色と種類のバラの鉢植え120鉢と切花を展示。初日27日は午前中に県内のテレビ番組で「庭園の郷 保内」が紹介されたこともあり、夫婦や女性同士など大勢の人が訪れた。
バラ展も愛好者に限らず幅広く来場者を集めているが、今回は一段と多くの人が来場。バラの花に顔を近づけて香りを楽しんだり、写真を撮ったりしていた。
「庭園の郷 保内」では、保内公園まつりの連携イベントとして植木販売や寄せ植え体験、植木相談も行っている。寄せ植え体験は、モミジやツリバナなどの主木1本と花苗など4つの計5種類を鉢に植え込むもので、植木産地ならではのサービス価格千円で体験できるとあって順番待ちの列ができることもある人気だった。
阿賀野市から寄せ植え体験を目的に訪れた女性(27)は、「楽しかったです。こんなにすてきなところとは知らなかった」と話し、マリーゴールドやベゴニアなどの花苗や観葉植物などの葉物をじっくりと選んで鉢に並べていた。春のバラ展と植木販売は、午前9時から午後4時まで。