三条凧協会(高橋一夫会長)と三条市は3、4日の2日間、ことしも三条競馬場跡地の三条防災ステーションを会場に「三条凧(いか)合戦」を開き、20の凧組が六角巻凧で技を競い、勝負する。
三条凧合戦は県指定無形民俗文化財で、毎年6月の第1土、日曜に開かれている三条の名物行事。凧は六角形で、横骨2本と中骨1本のタケ3本と和紙でできており、中骨を抜いて芯にしてくるくると巻くことができることから「六角巻凧」と呼ばれている。
ことしも合戦初日は、各凧組による凧揚げが主で、2日目の4日は、イベントやアトラクションも開かれる。初日3日は、20の凧組が10組ずつ赤白に分かれて、昼食休憩の正午から午後1時までを除く午前9時から午後4時まで合戦を繰り広げる。
2日目4日は、午前中はアトラクションなどを行い、凧合戦は午後1時から4時まで行われる。9時から開会式を行い、9時半から子供凧揚げ。アトラクションでは、10時40分から三小相承会(和太鼓)、11時きらきら保育園(和太鼓)、11時15分三条凧ばやし(一ノ木戸小学校)、11時半から小凧抽選会。9時半から11時半までポニー乗馬体験もある。
両日とも午前9時から午後4時まで「三条凧マルシェ」と題して飲食や雑貨など約25店が出店するほか、物産販売や各種凧グッズ販売、誰でも凧揚げを楽しめる場所として自由凧揚げ広場の開放もある。
観客の駐車場は、昨年と同じく、瑞雲橋側の会場と道路をはさんだ向かいにある場外馬券場駐車場。参加凧組は次の通り。順不同。
【白組】▲大町組景清▲多摩凧連▲三龍会▲風神組▲三条越路組▲東三条五月会▲隆青会▲雷神組▲清友会▲一ノ門清正組
【赤組】▲上町組▲謙信組▲三武会▲市役所凧倶楽部▲まろみ会▲三条小町会▲旭組▲嵐南組▲健青会▲凧の藤組