10日(土)午後2時から加茂市・加茂文化会館で佐渡金銀山世界遺産講座「佐渡金銀山遺跡と加茂・三条の諸鉱山〜金銀生産を支えた鉛〜」が開かれる。
ユネスコ世界文化遺産への登録を目指す佐渡金銀山と、県内各地の歴史的、文化的なつながりを紹介する講座で、加茂市内では初めての開催となる。
講師は新潟県教育文化庁行政課世界遺産登録推進室の尾崎高宏主任調査員。加茂・三条地域には鉛鉱山が多く存在し、この地域で産出された鉛が佐渡金銀山へ持ち運ばれ、鉱石から金銀を抽出する材料として使われた。
加茂・三条地域と佐渡金銀山とは密接な関わりがあったことを、遺跡や文化財の観点から講演し、3時半に終わる。
新潟県と佐渡市が主催し、定員120人、入場無料。参加したい人は7日(水)までに県文化行政課に電話(025-280-5726)、ファックス(025-280-5764)、電子メール(ngt500080@pref.niigata.lg.jp)のいずれかで申し込む。