三条市まちなか交流広場「ステージえんがわ」で5月28日、初めてのベーゴマ大会が開かれ、子どもからおとなまで数十人が参加してベーゴマに熱中した。
主催したのベーゴマ普及協会(有沢次男会長・東京都足立区)。昨年9月にステージえんがわ周辺を会場に開かれた三条マルシェでベーゴマの体験会を開いて好評だったことから、今春から4月29、30日、5月13、14日と毎月、ベーゴマ教室を開いている。
さらにベーゴマを盛り上げていこうと初めて三条では初めての大会を開いたもので、この教室でベーゴマを覚えたばかりの小学生から、何十年かぶりに子どものころを思いだしてベーゴマにさわった人も。「ちっちのち!」を合図にベーゴマを投げ入れてベーゴマの挙動に一喜一憂していた。
ベーゴマの強さには年齢も性別も関係ない。おとなの部門には腕に自信のある子どももまじったが結局、優勝したのはまだ経験の浅い小学生で、ベーゴマで育った大ベテランも形無しだった。
ベーゴマ普及協会は、世代、地域、伝統文化をつないでいこうと2015年に活動を始めたばかり。活動のほとんどは足立区内だが、「最初の大会でこれだけ集まれば」と関係者は三条を皮切りに全国的に広がるきっかけになればと期待していた。6月のステージえんがわでのベーゴマ教室は17日(土)、18日(日)の午前10時から午後4時まで。