国道116号が通る新潟、長岡、燕、柏崎、出雲崎、刈羽の6市町村で構成する国道116号改良整備促進期成同盟会(会長・篠田昭新潟市長)は2日、中央要望を行い、国交省や国会議員に国道116号改良整備促進に関する要望書を提出した
国道116号改良整備促進期成同盟会副会長でもある燕市の鈴木力市長をはじめ、構成市町村の担当部局職員ら9人が出向いた。要望書は5月26日に開いた総会で決めた。内容は燕市吉田地区バイパスの早期事業化をはじめ、新潟東西道路(新潟西バイパス以西)の早期事業化などを求めた。
とくに燕市吉田地区バイパスについては、昨年12月に地元関係団体で構成する国道116号吉田バイパス整備促進協議会が発足されるなど、早期事業化を求める気運が高まっていることも記した。
鈴木市長は燕市吉田地区バイパスについて「今回の要望の趣旨は事業化に向けたスケジュール感を提示してもらうことでしたが、国交省からは『国・県・市の3者協議の場に伝える』という具体的な言葉をいただくことができました。早期の都市計画決定に向けてさらに努力してまいります」とコメントした。