アウトドア用品メーカーのスノーピーク(山井太社長・本社三条市中野原)は10、11の2日間、「雪峰祭(せっぽうさい)2017 -春-」を開いており、初日10日、三条市の本社「Headquarters」では、あいにくの雨模様となったが、昨年春の初日を2,000人上回る約2,800人が来場し、「鼓童」コンサートなどたくさんのイベントを楽しんだ。
春と秋の年2回、全国の直営店やスノーピークストアで開いている感謝祭。「Headquarters」では、B級品抽選販売をはじめ、飾りうちわ作り、オリジナル紙風船、紙袋ランタン作り、豪華賞品が当たる運試し、米俵目方チャレンジ、福まき、餅つきなど、子どもから大人まで楽しめる盛りだくさんのイベントを行っている。
午前9時のオープニングは、青空の下でスタートしたが、午前中から雨が降り始めた。激しく降る時間帯もあったが、来場者への影響はなく、昨年を上回るにぎわいとなった。
午後1時半からの「鼓童」コンサートは、初めてのイベントで、いつもはデスクやイスが並ぶオフィスが会場。鼓童の出演も初めてだが、オフィスを使ったコンサートも初めてで、子ども連れから年配の幅広い年齢層の約500人でいっぱいになった。
すぐ目の前で演奏される太鼓の響きを体で感じながら、演奏をたっぷりと楽しんだ。埼玉県から家族でキャンプに訪れた男性は、「力強さが伝わってきてよかった」と鼓童の迫力に驚いていた。
飾りうちわ作りや紙袋ランタン作りも、家族で体験する人も多い。初めてヘッドクォーターでのキャンプの神奈川県から訪れた4人家族も、オリジナルのうちわやランタン作りに挑戦した。
神奈川県から訪れた別の家族は、今晩の宿泊は、キャンプフィールドの抽選に外れたので、ほかの場所でと話していたが、「イベントは楽しい」と雪峰祭を満喫していた。
夜は「光の演出」が行われ、雪峰灯、鯛車の展示など、社屋内外をあかりで演出し、昼間とは違った雰囲気で来場者を楽しませた。11日は午前9時から午後3時まで。入場無料。