燕市・分水ライオンズクラブ(渡辺將会長)は10日、燕三条ワシントンホテルで結成50周年記念大会を開き、新潟ライオンズクラブのスポンサーで1967年(昭和42)に県内37番目のクラブとして誕生してから半世紀の大きな節目を祝った。
今年度は「おかげさまで 50th つなごう 未来へ 元気に・楽しく We Serve」を会長モットーに活動している。50周年記念事業は、昨年12月に燕市ふれあいパーク久賀美「国上健康の森公園」に「ベンチ付き時計塔」を設置し、ことし3月には「分水ライオンズクラブ杯 燕市子ども将棋大会」を開き、この日の記念大会で完結した。
大会テーマは「祝福」、「未来」、「光輝」。分水ライオンズクラブ会員をはじめ、同じ333-A地区の県内のクラブをはじめ各地のクラブから合わせて約140人が出席した。
地元分水高校吹奏楽部の演奏で「君が代」と「ライオンズ・ヒム」を斉唱。伊藤直之50周年記念大会実行委員長は、「この50周年という大きな節目を契機とし、よりいっそうライオンズの誓いを胸に刻み、ライオニズムの精神を高揚させ、地域社会への奉仕と発展に寄与してまいりたい」と歓迎の言葉を述べた。
渡辺將会長はあいさつで分水ライオンズクラブ結成の経緯やこれまでの経過を話し、「こうした先輩会員の伝統をこれからも継承し、微力ながらも分水の地域の生活、福祉、文化、そして道徳心の向上に努めてまいりたい」と述べた。
来賓の鈴木力燕市長、細田健一衆院議員の祝辞などもあり、式典後は祝宴に移り、長岡市寺泊出身のハーモニカ奏者の倉井夏樹さんとギタリストのカイ・ペティートさんのユニットの演奏を聴きながら杯を重ねた。