アイデアや開発の思考トレーニングから今年度はさらに製品化へ進めようと、燕市は24日(土)午前9時半から燕市民交流センターで一歩進んだ「TSUBAME HACK !」を開く。
主に参加者はチーム単位で参加し、事前に考えてきたアイデアをチーム内でブラッシュアップし、審査員が評価する。昨年に続いて株式会社フィラメント代表の角勝氏が進行し、審査員はインテル株式会社IoTシニア・スペシャリストの下堀昌広氏、株式会社メディアジーン執行役員CSOの芹澤樹氏、スパノバ株式会社Co-Founder & Directorの栗島祐介氏の3人が務める。
アイデアのテーマは「テクノロジーを使って人間の生活を豊かにする 燕ならではの製品」で、具体的にはキッチン&ダイニング、身につけているもの、キャンプ&アウトドアなどで発想する。午後6時に閉会し、その後、交流会も開く。
燕市は昨年度、プレセミナーを含めて5回の「TSUBAME HACK」を開いた。企業で注目されているアイデア創出イベント「アイデアソン」と開発イベント「ハッカソン」に取り組む共創型イベントで、市内企業をはじめ学生にも好評だった。
昨年は各回1日限りのイベントだったが、今回の「TSUBAME HACK」は、この日が始まり。審査通過者は、イベント終了後も2週間に1回ていど、スカイプなどをテレビ電話を使ってアドバイスを受けながらアイデアを形にし、10月に東京で開く「TSUBAME HACK」で成果を発表する。
参加は無料。参加申し込みは燕市役所産業振興部商工振興課(電話:0256-77-8289)へ。