「信用金庫の日」の15日、三条信用金庫職員会(鹿田康弘幹事長)は、社会貢献事業の一環として、ことしも同金庫職員の約9割にあたる280人が参加して、各店舗周辺のカーブミラー清掃やごみ拾いを行った。
本店と本部では合わせて68人が参加。午後5時20分から本店周辺の通学路を中心に、ごみ拾いの清掃班9班とカーブミラーの清掃班4班に分かれて作業した。
カーブミラーの清掃は、4、5人が1班となり、脚立、モップ、バケツ、雑巾を持って、それぞれが5、6基のカーブミラーを手分けして清掃した。脚立に上がってミラー部分の鏡面をモップで水ぶきしたあと、タオルで乾ぶき。1年間のほこりなどでくもったミラーをすっきりときれいにした。
ごみ拾いの班は、軍手をして手やトングでたばこの吸い殻や空き缶などが拾いながら歩いた。年々、ごみは減っているが、たばこの吸い殻が目立ち、道路わきの草の中には空き缶やビニール傘も落ちていた。
三条信用金庫は、1974(昭和49)年から40年余りに渡ってほぼ毎年、三条市などにカーブミラーを寄付し、1999年から職員会を中心に各店舗周辺の通学路を中心にカーブミラーの清掃などを行っている。ほかにも5月に新潟県信用金庫協会が取りまとめて県社会福祉協議会に寄付をした募金活動や献血も続けている。