加茂市岡ノ町、貸しアトリエ「あとりえ きっか」では、22日から25日まで恒例となった「猫展」を開き、絵画や手工芸など幅広いジャンルの13人の作家がネコをモチーフに制作した作品を展示している。
2010年から開き、8回目。編みぐるみ、羊毛、版画、イラストレーション、日本画、木彫、粘土小物、布、陶芸、エコクラフト、漆芸などで制作された数百のネコが集まっている。
作家は、三条、加茂、新潟など県内に住む13人。中央で活躍している芸術家やハンドメイド作家など、それぞれの活動の場も幅広い。
同アトリエ主宰の長谷川優子さんは、「ネコ好きの人を笑顔にしたい」と話し、来場を呼びかけている。
長谷川さんは、東日本大震災と熊本地震で被害を受けた文化財の保護のために、2011年から企画展のたびに募金を行っている。今回も募金箱を設置し、寄せられた善意を文化財の保護をしている財団に寄付する。
猫展は、入場無料。午前10時から午後5時まで。最終日は午後4時まで。