三条市下田地区・鹿峠地域を中心としたゴルフ愛好者でつくる「鹿峠会」(近藤盛弥会長)は23日、下田地区の教育に役立ててほしいと地元の飯田小学校はじめ下田地区5つの小学校に、第28回鹿峠会ゴルフコンペのチャリティー9万3千円を三条市に寄付した。
午前11時に近藤会長が市役所を訪れ、国定勇人市長に善意を包んだのし袋を手渡した。
同会は、地域でゴルフを楽しむ集まりで毎年、ゴルフコンペを開いている。下田郷と島川原のコンペとあわせて「下田3大メジャー」のひとつとも呼ばれ、ことしは6月18日に三条市長沢、大新潟カントリークラブ三条コースでを開き、93人が参加した。
以前からチャリティーで参加者から善意を募り、旧下田村時代には地元の福祉施設などに寄付し、市町村合併後の2006年からは地元の飯田小に寄付している。その後、下田地区すべての小学校への寄付とし、ことしは飯田小に5万3千円、長沢小、森町小、大浦小、笹岡小の4小学校に1万円ずつの計9万3千円を寄付した。各小学校では、図書や教材の購入に充てている。
鹿峠地域では、「地域の子どもたちは、地域で守り、育てる」をコンセプトに活動している。