燕市バレーボール協会(笠原吉一会長)の設立10周年記念事業で24日、燕市吉田総合体育館で2016/17シリーズのVリーグで2年ぶりの優勝を飾った日本電気の女子バレーボールチーム「NECレッドロケッツ」を招いて記念式典とバレーボール教室が行われた。
旧燕市、旧吉田町、旧分水町が新燕市として合併した翌年の4月1日、燕バレーボール協会と吉田バレーボール協会も合併し、燕市バレーボール協会を設立した。それからことしで10周年の節目を迎えた。
この日は女子バレーボール日本代表の試合が重なったため、主力選手を何人か欠いたが、NECレッドロケッツから選手13人と監督、コーチ、マネージャーら合わせて20人を招いた。教室には市内の中学校バレーボール部をはじめ、子どもからおとなまでのバレーボール団体から合わせて約170人が参加した。
記念式典では笠原会長が「見えない裏の練習方法とか少しでもマスターして自分を高める努力をしてもらえれば幸い」とあいさつし、燕市バレーボール協会からNECレッドロケッツに記念品の金属製ゴブレット、お返しにNECレッドロケッツから燕市バレーボール協会と燕市にサイン入りボール、教室参加者全員にサイン色紙をプレゼントした。
教室はウオーミングアップに始まり、パスの基本から練習した。コーチはオーバーパスもアンダーパスも下半身を使って下半身の力でボールに伝わるようにと手本や悪い例を実演し、参加者はその指導に従って実際に自分でも繰り返し練習した。
練習のようすをNECレッドロケッツの選手もチェックし、悪いところがあれば手取り足取りで指導。子どもたちを集めて練習のポイントを話すこともあり、子どもたちは目を輝かせて話を聞き、集中して練習していた。
翌25日は午前10時から同じく吉田総合体育館で招待試合を行い、NECレッドロケッツと北信越大会上位の新潟医療福祉大学女子バレーボール部が対戦する。誰でも無料で自由に観戦できるので、燕市バレーボール協会では広く気軽な来場を呼びかけている。