親子で世界にひとつのオリジナルクッキー型作り (2017.6.29)

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三条市立森町小学校のPTA行事「4年生親子授業」が24日、同校で行われ、地元下田地区のオーダーメードクッキー型作家を講師に招いて、4年生が親子でオリジナルクッキー型作りに挑戦した。

森町小4年生親子授業オリジナルクッキー型作り
森町小4年生親子授業オリジナルクッキー型作り

「親子授業」は、学校の授業ではできないことを保護者と一緒に取り組もうと、学年ごとにPTAが主催する。内容は、バーベキューやボウリング大会など学年でさまざまで、保護者同士の親ぼくを深める機会にもなっている。

4年生親子授業は「ものづくり」をテーマに企画した。担任の小林良典教諭をねらいについて、親子のコミュニケーションや思い出づくりになり、向かい合うのではなく、並んで取り組めるのではと話した。

4年生14人全員と保護者やきょうだいなど17人の計31人が参加した。オーダーメードクッキー抜型製作・販売「FUJI−HOUSE」(三条市駒込)の藤家貴之さん(38)を講師に、午後1時から練習用のハート型と好きな形の2つのクッキー型を作った。

 参加者で記念写真
参加者で記念写真

材料は厚さ0.25ミリ、長さ30センチのステンレス製の板材で、三条製のペンチや電池の曲面などを使い、型紙にそって曲げていく。藤家さんが、最初に手本を見せてから製作し、接合部分を藤家さんに溶接してもらってできあがり。

あっという間にハート形を作った講師のようにはいかず、「ペンチで曲げるところが難しい」と、児童たちは思い通りの形ができるまで、曲げては、また伸ばしたりと繰り返した。

ハート形の次は、それぞれ好きな形に取り掛かり、ウサギや雪だるま、キノコ、ネコ、自分のイニシャル、バットマンなど、保護者に手伝ってもらったりしながら、世界にひとつのクッキー型を完成させた。

完成後は、お母さんたちが焼いてくれたパンケーキを、それぞれの型で抜いてできあがりを確認し、みんなで楽しく味わった。


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