三条市は文化・芸術の一番星育成事業として8月と11月にデッサン教室を開くので、美術大学などへの進学を視野に入れて頑張っている三条市内の小学校5年生から高校3年生までの子どもたちの参加を募集している。
講師は日本大学芸術学部で教える鞍掛純一教授、笹井祐子教授、坪井麻衣子助教の3人。8月1、2日と8、9日に三条市中央公民館、11月18日に第二中学校区小中一体校「地域交流施設わになーれ」を会場に計5回のデッサン基礎指導と、11月19日に「地域交流施設わになーれ」で銅版画の体験をいずれも午前から午後にかけて丸1日、行う。
さらに8月24日は希望者だけで十日町市と津南町で作品鑑賞を行う。大地の芸術祭での日大芸術学部とのコラボ作品を鑑賞するほか、十日町市にある奴奈川キャンパスで日大芸術学部のオープンキャンパスのような情報提供もある。
毎年、開設している教室で、昨年はデッサン基礎指導だけ6日間の日程で行ったが、今回は講師の笹井教授は地元三条市出身の銅版画家、鶴巻貴子さんの恩師でもあることから、1日を版画体験としたほか、作品鑑賞を追加した。
参加費は無料。参加したい人は30日までに三条市中央公民館内の市民部生涯学習課(電話:0256-47-0048)へ申し込む。