燕市大曲、特別養護老人ホーム「白ふじの里」(佐野一美園長・入居者95人)では、7月2日(日)午前10時から午後3時半まで同施設で毎年恒例の元気まつりを開き、大学ダンス部や中学生も参加し、昼の休憩時間も休まずに1日たっぷり楽しんでもらう。
午前10時半から午後2時まで1階で食べ物などの販売やゲームの催しもの行ったあと、2時半から3時半まで会場を2階に移してステージイベントを行う。これまで入居者に昼食を提供する時間までに催しものを終わったため、来場者の多くが帰ってしまい、ステージイベントを再開しても人が少なくなっていたため、ことしは昼食の時間も催しを続けて終盤まで盛り上げることにした。
催しものは「白ふじいちび」、「ゲームセンター八王寺」、「のほほんカフェ」の3種類。「白ふじいちび」では、同施設の関係事業所や市内小売店、個人ボランティアが9つの店を開き、パン、コンビニ商品、おこわ、おもちゃ、焼きそば、ハンドメイド小物などを販売。ことしは初めて契約農家による野菜の詰め合わせが1袋100円の野菜販売も行う。
「ゲームセンター八王寺」では射的と輪投げ、「のほほんカフェ」では燕市の懐かしいビデオを上映しながら無料のコーヒーなど飲み物を提供、スイーツやアイスキャンディーを販売する。
そしてステージイベントは「大曲劇場」と称してオープニングセレモニーに続いて燕市吉田地区の和太鼓グループ、吉田龍神太鼓の演奏で始まり、バルーンアートショー、新潟医療福祉大学ダンス部の創作ダンス、同施設を運営する社会福祉法人つばめ福祉会職員がふんする介護戦隊ケアレンジャーのショー。最後は新潟医療福祉大学ダンス部と燕中学校の生徒、それに介護戦隊ケアレンジャーも加わって「恋ダンス」をみんなで踊ってフィナーレとなる。
中学生が大きくかかわるのも初めてで、福祉の現場を肌で感じ、理解を深めてもらおうと燕中学校に声をかけたところ、希望した生徒が参加してくれることになった。催しものの店員やバルーンアートの補助に10人が参加し、「恋ダンス」には30人の燕中生が参加してくれる。
元気まつりには入居者の家族をはじめボランティアや地域の人たちなど毎年300人から400人が参加しており、この機会に気軽な来場を呼びかけている。問い合わせは「白ふじの里」(電話:0256-61-6150)へ。