三条地区職場警察連絡協議会(242社)は6月26日、三条市・餞心亭おゝ乃で平成29年度総会を開き、任期満了に伴う役員改選で3期6年を務めた加藤敏敦会長に変わり、三条信用金庫理事長の西潟精一さんを新会長に決めた。
同協議会は、三条署管内の事業所を会員に、事業所と警察の連絡を緊密にし、職場での勤労青少年の健全育成を図り、自主的な防犯・交通安全活動などを推進。犯罪などのない明るい地域社会づくりに寄与している。
総会には事業所の代表や担当者、三条署員など同協議会の役員や会員90人余りが出席。平成28年度の事業報告や収支決算を報告度織り承認、平成29年度の事業計画、収支予算、任期満了に伴う役員改選を原案通り決めた。
役員改選では、新会長に西潟さん、副会長には近藤雄介さん=近藤與助工業=を再任、金子昌裕さん=金三鋼業=を新任。加藤会長=角利産業=は相談役に就く。このほか理事11人、監事2人、幹事7人、顧問3人、参与7人を決めた。任期は2年。
加藤会長は開会のあいさつで「6年前に就任させていただきました。わたしも70を過ぎて、若い方にバトンタッチをしたいと昨年の総会でことし限りとお約束を申し上げました」と退任の経緯を話した。
さらに、以前から会員拡大を考えており、「一昨年、皆さまからご支援をいただいて、それまで160社ほどだった会員をなんとか200社にしたいと取り組み、242社になった」と80社余りの新規加入を喜ぶとともに、「さらに300社、400社、500社と、安心・安全に対してご理解いただける企業がたくさん出てくれば」と願った。
議事のあと、三条警察署長の斉藤正栄警視の講話「警察官人生40年を振り返って」を聴き、平成29年度優良社員・優良事業所表彰式、三条警察署幹部署員紹介などを行った。