田上町の「あじさいまつり」の会期にあわせて6月17日から7月20日まで湯田上温泉周辺を会場にことしも田上町観光協会主催の「湯のまち巡り〜軒先アートギャラリー〜」が開かれており、1、2日はメーン展示が行われている。
毎年、田上町・護摩堂山で行われる「あじさいまつり」を盛り上げるとともに、忘れられた旧温泉街を観光資源としても再びスポットライトを当てようと2015年から毎年「湯のまち巡り」を行い、旧温泉街を舞台にアーティストやコレクターの作品をいっせいに展示し、まち歩きを楽しんでもらっている。
3年目のことしは、21会場に50を超える個人・団体が出展。会場は寺や旅名、さらに廃墟になった旅館や共同浴場など。出展者は地元の作家をはじめ観光関係の団体、新潟経営大学などさまざまで、手作り感いっぱいに展示している。
急傾斜の細い道を歩きながら旧温泉街の往時に思いをはせながら歩くのが楽しい。飲食の提供もあるので、ゆっくりと過ごすことができる。1日はあいにくの雨降りで来訪者が少なく、関係者は翌2日の天気と人出に期待していた。出掛ける人は最初に田上町コミュニティセンター(田上町大字田上丙1274−2・電話: 0256-57-5355)を訪れるといい。