夏休みの自由研究にも役立ててもらえたらと7月29日から8月20日までに6つのコースで初めて夏休み特別企画として親子向け「燕三条まちあるき」が行われる。
燕三条まちあるきは、燕三条プライドプロジェクトツーリズムグループが主催。2009年春に始まり、翌年から春と秋の年2回開き、参加者を募集して燕三条地域のまちあるきを楽しんでもらっている。参加者は年配の人が多いこともあり、若い世代からも参加するきっかけになればと目先を変えて初めて夏休みの親子向けを企画した。
コースは、ふだんは立ち入り禁止の堰(せき)のコントロールルームも見学できる「日本一の大河津分水の堰を特別にガイド!」(7月29日)に始まり、燕市吉田でみそ蔵で製造現場の見学としょうゆの櫂(かい)つきを体験する「今井家ゆかりの越後味噌醸造でみそ蔵ワンダーランド!!」(8月5日)、ミニスプーンとタンブラーの製作に挑戦する「探検!学芸員と巡る燕市産業資料館ツアー!!」(8月5日)。
後半は「あずきアイス」のおやつが付く「探検!古地図で巡る、ちょっと昔の燕ツアー」(8月6日)、三条市・ステージえんがわで写真を学ぶ「親子で『デジタルカメラ入門』&『スクラップブッキング入門』」(8月19日)、越後のミケランジェロとも呼ばれる三条でも活躍した彫刻師・石川雲蝶(うんちょう)の作品を本成寺で見学し、近所のとやま団子店の団子のおやつが付く「石川雲蝶の昔話と作品見学会」(8月20日)というラインナップで、それぞれ詳しい専門家がナビゲーターを務める。
対象は小学生親子が中心だが、コースによって年齢制限などがあり、参加費はまちまち。各コーストも申し込みや問い合わせは燕三条のものづくりの心に出会う「まちあるき」ホームページか公益財団法人燕三条地場産業振興センターツーリズムグループ事務局(電話:0256-36-4123)へ。