県立新潟県央工業高校(大湊卓郎校長・生徒487人)は5日、インターハイに出場するウエイトリフティング部、レスリング部、弓道部と、北信越大会出場の水泳部、甲子園出場をかけて第99全国高等学校野球選手権大会新潟大会に出場、選手宣誓をする野球部の壮行会を開き、出場選手を激励した。
午後3時過ぎから講堂で開き、インターシップで校内にいなかった1クラスを除く全校生徒が整列するなか、野球部、水泳部、弓道部、レスリング部、ウエイトリフティング部の出場選手が入場した。
大湊校長は同校生徒には県央魂からくるすばらしい底力があると思っていると話し、「最後の最後で勝負を決める力を君たちはもっている」、「一人ひとり、伸び伸びと自分の力を発揮し、悔いのないよう頑張ってきてください」と願った。
各部長が決意表明を行い、レスリング部は「一人ひとりの目標がしっかり達成できるように頑張ってきたい」。ウエイトリフティング部は「県の代表として順位をひとつでもあげられるよう頑張ってきます」。弓道部は「目標は決勝トーナメントに出場して、上位入賞を狙います」。
水泳部は「ここまで来れたのは、自分たちの力だけではなく、まわりのみなさんが助けてくれたからだと思うので、全力で泳ぎ切ってきます」。野球部は、「目の前の試合を勝つことに集中して、ひとつでも上に上がっていきたいと思います。応援よろしくお願いします」と、それぞれが健闘を誓った。
生徒全員で激励の応援を行い、野球部がシートノックを行うときに歌う約7分の歌で激励した。全生徒が応援団のような後で手を組んで体をそらせるようにして大きな声を出していた。
梨本正実同窓会長からインターハイに出場するウエイトリフティング、レスリング、弓道の3つの部活動の部長に激励金を手渡し、「日ごろの技をいかんなく発揮されるようお願いします」と、それぞれの活躍に期待した。
3つの部が出場するインターハイ(平成29年度全国高等学校総合体育大会)は、7月28日に山形県総合運動公園総合体育館で総合開会式が行われ、「はばたけ世界へ南東北総体2017」の愛称で、山形県、宮城県、福島県を会場に開かれる。
第99回全国高等学校野球選手権新潟大会は、7日開幕する。午前10時からハードオフエコスタジアム新潟で開会式が行われ、同校野球部の鈴木雄真主将が選手宣誓を行う。