三条市スポーツ少年団は5日、8日から13日までフランス・パリで開かれるサッカーU-15の世界大会「Paris World Games 2017」に、合同チーム「ジャパンセレソン」のメンバーとして出場するジュニアユースサッカークラブ「県央フットボールクラブ(県央FC)」の中学生選手4人の激励会を開いた。
「ジャパンセレソン」は、FC下越セレソン(新発田市)と県央FCの合同チーム。下越セレソンが、2014年にイタリアで開かれた世界大会「Volkswagen Junior World Masters2014 in Rome」に日本代表として出場したことで、パリのサッカー協会から、日本代表として今大会への招待を受けた。下越セレソンは単独ではメンバーが足りず、交流のあった県央FCとの合同チームで出場する。
県央FCの4人は、FW鈴木洸星選手(14)=第一中3年=、MF神保生吹選手(14)=第二中2年=、MF山谷駿太選手(12)=第二中1年=、MF斉藤康成選手(13)=見附中2年=。
鈴木選手は「少しでも多くのことを学んで頑張ってきたいです」、神保選手は「自分のプレーがしっかりとできるよう頑張ってきたいです」、山谷選手は「自分のプレーがどれだけ通用するか感じて次に生かしたいです」、斉藤選手は「違った環境でひとうつでも多くのことを学んで次に生かしたいです。感謝の気持ちをもちつつ楽しんできたいです」と、それぞれ抱負を述べた。
激励会は栄体育館で開き、「ジャパンセレソン」のユニフォームを着た県央FCの4選手は、高取恒久監督、鈴木宏彰コーチ、山谷武範コーチ、名古屋豊アドバイザーとともに出席。スポーツ少年団は米山俊司会長、佐藤和雄副本部長、清野義和副本部長が列席し、現地での交流に役立ててほしいと交流記念品として、上杉謙信が描かれた六角巻凧を贈呈した。
米山会長はあいさつで、海外での経験をしっかりともち帰り、生かすことが財産になるとし、「目的をしっかり考えて、理解したうえで目標をたてて行ってほしい」。また、「こういう環境におかれていることを、まず感謝してください」と家族の応援なくしてはいけないと話し、感謝の気持ちは言葉にするようアドバイスした。選手は、7月6日から15日までの日程で遠征する。