「七夕」だった7日は晴れて夜は星空が広がり、織姫と彦星が年に1度だけ会うことが許された七夕にふさわしい夜だった。
日中は快晴で三条の最高気温は28.7度、明け方の最低気温は18.9度だった。県央大橋の中ノ口川右岸側の県央大橋たもと付近にあるネムノキが花を開いている。羽のような薄紅色の花が繊細で美しい。
三条市・ステージえんがわ前の中央市場で開かれた二・七の定期市には、鮮魚店にクジラの肉が並んだ。クジラ肉は夏の暑気払いやウナギのように夏の土用の食べ物とする地域がある。
店の主人の話では、今がクジラの旬ということはないが、夏の暑い時期によく食べられることから、今の時期に市場に出回るとか。ことしは昨年より値段が安いと言う。「今でこそクジラは高級な食材だけど、昔はウシやブタの肉よりクジラの方が安くて庶民の食べ物だった。懐かしい味がする」と話していた。