道の駅「漢学の里 しただ」で地域おこし協力隊が栽培したキュウリを販売 (2017.7.10)

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三条市下田地域の「NPO法人ソーシャルファームさんじょう」で活動する地域おこし協力隊は、6日から道の駅「漢学の里 しただ」の農産物直売所に隊員が育てた野菜を出荷し、販売している。

道の駅「漢学の里 しただ」の農産物直売所にキュウリを出荷した地域おこし協力隊の山口さん(左)と須藤さん
道の駅「漢学の里 しただ」の農産物直売所にキュウリを出荷した地域おこし協力隊の山口さん(左)と須藤さん

「漢学の里 しただ」に近い旧荒沢小学校を拠点に活動する11人の隊員のうち、農業企画に携わる8人が、地元の人の指導などの協力を得ながらコメや野菜づくりを行っている。収穫したコメを三条マルシェや定期市で販売したことはあるが、野菜はこれまで自家用にしており、今回、初めて販売している。

出荷初日の6日、隊員の須藤久瑠美さん(24)=神奈川県出身=と山口晃さん(41)=新潟市出身=の2人で、キュウリを納品した。値段は4本から6本入りの1袋約500グラムで100円。直売所の規定に合わせた。

袋の中には、緑色のキュウリとの色合いがいい黄色い手書きのポップを入れた。少し不格好なキュウリのイラストとともに、「見た目は悪いが 味はうまい!!」、「個性ばつぐん」、「農薬ゼロ」とアピールしている。

野菜作りの経験は浅い協力隊だが、地域の人のサポートをしっかりと得て栽培に取り組んでいる。今後はトマト、ナス、ジャガイモ、トウモロコシの販売を予定。須藤さんと山口さんは、もぎたてのキュウリを手に「ぜひ食べていただきたいです」と、人懐っこい笑顔で呼びかけた。

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