2004年の7.13水害から13年の13日、9人が水害の犠牲になった三条市は、ことしも五十嵐川水害復興記念公園=諏訪1=に献花台を設置し、堤防が決壊した時刻の午後1時15分に黙とうをささげる。
献花台は、13日の午前9時から午後6時まで設置し、五十嵐川の左岸堤防が決壊した時刻に合わせて午後1時15分から国定勇人市長や山田尚彦三条地域振興局長など市、県関係者も出席して1分間の黙とうを行う。
同公園は、五十嵐川左岸の2004年の7.13水害で決壊した堤防の場所に設置されたもので、水害から5年目の2009年に同公園に慰霊之碑が建立されて以来、毎年7月13日に三条市が献花台を設置し、黙とうをしている。
同所のほか、三条市役所では同時刻に庁舎内で黙とう実施の放送を行い、来庁者にも呼びかけて黙とうする。
献花台は、慰霊の碑の前に設置され、だれでも献花することができる。毎年、午後1時15分の市関係者の黙とうや献花の前にも花が供えられており、市民が手を合わせている。