15、16の2日間にわたって開かれた第46回飛燕夏まつりは、16日夜の民謡タイム&燕甚句踊り流し大会と燕ばやし大会で踊りの輪を広げた。
日中は雨が降って実施が危ぶまれたが、幸い夜にはやんだ。民謡タイム&燕甚句踊り流し大会では、地元の民謡団体がはやしを演奏して全国各地の民謡の演奏と踊りを披露し、燕甚句踊り流し大会は約50人が踊り手が参加した。
燕ばやし大会は、雨を予想してか2団体が直前になって参加を見合わせ、最終的に町内や事業所で編成する28団体から約1,800人が参加した。ここ数年、途中で燕甚句をはさんだので踊り手は休憩できたが、ことしは1時間近くぶっ続け。雨が降ったとはいえ午後8時で三条の気温は25.9度と蒸し暑く、さすがに終盤はへとへとで、雨に打たれたように汗で髪をぬらす人もいた。
そろいの浴衣で一糸乱れぬ踊りを披露する団体もあれば、仮装で踊るハチャメチャな団体も。声の大きさを競うように間奏部分では繰り返し団体名を叫ぶのがお約束で、フィナーレにふさわしい盛り上がりを見せていた。