燕市吉田北地区の夏まつり「北地区ふるさとまつり」がことしも「海の日」の17日、吉田北体育文化センターで開かれ、さまざまなステージイベントが行われ、北地区が生んだご当地ヒーロー「方言戦隊メテオレンジャー」のダンスバージョンのテーマ曲と踊りが初めて披露された。
地元吉田北地区の自治会でつくる実行委員会の主催で5年前に始まった夏まつり。屋外特設ステージで午後5時から夕やけステージ、6時半から星空ステージが行われ、同時に「北の星空マルシェ」と題して地元の飲食店や自治会が11の模擬店を出して飲食物や手作り雑貨を販売した。
夕やけステージではよさこいソーラン、中学生のカラーガード、ジャズダンス、フラダンスなど。昨年まで体育館で行ったため来場者が分断されていたが、ことしは屋外に移して一体化したので、これまでにないにぎわいとなり、出演者にも張り合いになった。
星空ステージでは、ゆるキャラの登場、ムエタイのデモンストレーション、「北太鼓」のはやしの演奏などを行ったが、ハイライトはメテオレンジャーのテーマ曲の歌とダンスだ。曲はメテオレンジャーのテーマ曲「愛と勇気のテーマ」をアップテンポにしてレコーディングし直し、それにあわせたダンスをつくった。
メテオレンジャー5人はステージに上がって踊り、その前で希望した地元の吉田北小の児童10人と北地区のよさいこチーム「祥北」メンバーの合わせて約30人と一緒にきれっきれのダンスを見事に決めた。
ほかにもメテオレンジャーは、ピンク・レディーの「SOS」を元歌にした特殊詐欺被害防止の替え歌も披露して大活躍だった。まつりの最後は打ち上げのタイミングなどに工夫を凝らした玩具花火で締めくくった。