三条市内3地区の夏祭りのトップをきる「栄ふるさと夏まつり2017」が22日、市役所栄庁舎駐車場で開かれ、梅雨明け前の蒸し暑さのなか、昼の部のステージイベントや夜の大花火大会まで、大勢の子どもや家族連れでにぎわった。
正午に開会セレモニーを行い、実行委員長の金子信幸栄商工会長、国定勇人三条市長、武石栄二市議会議長のあいさつで幕を開けた。夜の大花火大会と2部構成の昼の部は、地元のあいあい保育園の園児によるよさこいソーラン『翔囃』(かけるばやし)でスタートし、栄中央保育所、三小相承会の太鼓演奏。よさこいとヒップホップダンスの総踊り、ふうせん早割り大会、大声選手権などのステージイベントが次々と行われた。
あわせて会場内イベントとして、クラフト体験コーナー、それいけちびっ子プール、三条凧協会ビニール凧揚げ、フリーマーケット、すまいるランド内で実施のすまいる縁日、三条市栄消防団のちびっこ消火体験などのコーナーがオープン。さらに、半羽から揚げ、アユ焼き、かき氷、生ビールなどの模擬店も祭りのスタートともに店開きした。
最高気温が32.5度の真夏日となったこの日、曇り空ながら蒸し暑く、じっとしていても汗が流れる暑さ。かんかん照りも多い栄ふるさと夏まつりで、「あっついけど、日差しがないだけいいよね。でもやっぱり暑いね〜」と額から噴き出す汗をタオルで拭く出店者もいた。
夜の部は、午後6時から夏まつり納涼演奏会、午後7時55分から大花火大会を開いた。花火大会は、昼の部の会場を観覧場所に変えて、庁舎東側の田んぼで122組約500発の花火を打ち上げた、家族連れなどがシートを敷いて花火見物を楽しんだ。