24日の大雨は夏まつりに大きな影響をもたらした。弥彦村では24、25、26の3日間にわたる弥彦灯籠まつりだが、24日の前夜祭行事はすべて中止。燕市では23日に続いて燕大花火大会を翌25日に順延した。
弥彦灯籠まつりの前夜祭は、雨なら弥彦山太鼓と大民謡流しを中止し、ヤホールでのステージショーは行う予定だった。しかし、弥彦村に気象庁の大雨警報、新潟県の土砂災害前ぶれ注意情報が発表されたことなどを受けて災害対応体制に入ったため、ステージショーも中止せざるを得なかった。前夜祭行事をすべて中止するのは過去に例がないようだ。
一方、燕市は23日に燕大花火大会を予定したが、雨のため24日に順延した。しかし、24日は燕市に大雨警報が発表されたこともあり、午前10時までに早くも翌25日へ順延を決めた。当初から順延は25日まで、それ以上は延期せず中止と決めてあるので、25日が燕大花火大会のラストチャンスだ。
25日は弥彦灯籠まつりも奉納花火大会が開かれるので、両方とも打ち上げできれば午後8時から直線距離で6kmしか離れていない燕と弥彦の貴重なアベック花火を見物できる。