大雨のため23日から順延した燕大花火大会が25日、行われた。メーンの観覧場所の市役所周辺には約2,000人(主催者発表)が訪れ、雨上がりの夜空を彩る1,200発の花火を楽しんだ。
燕市役所と北越工業の間の田んぼを、ことしも打ち上げ場所に午後8時から9時まで行われた。当初の開催日だった23日からの大雨に見舞われ、燕市は24、25日と2日間にわたって災害対策本部を設置するなど対応に追われて順延。最終期限の3日目で雨は終息し、ようやく実施できた。
観覧場所の市役所では、例年より観客の数は少ないが、ことしも芝生にビニールシートを敷いたり、縁石の上に腰かけたりして見物した。
また、雨が降ったときのために予定になかった庁舎の3階と4階も一般に開放した。花火がほぼ正面に見える南側の全面ガラス窓の前には、家族連れや夫婦がいすに座り、空港かホテルのラウンジのような雰囲気のなかでゆったりと花火鑑賞を楽しんだ。