31日から8月9日まで燕市教育委員会が姉妹都市の米国・ダンディ村へ派遣する中学生4人の出発式が29日、燕市吉田産業会館で行われた。
4人の派遣生は吉田中3年加藤優菜さん、分水中2年平原桜子さん、燕中等教育学校3年長谷川蒼さん、燕中3年阿部楓果さん。それぞれダンディ村でホームステイしてホストファミリーと過ごしながら、博物館、科学館、フォード社工場を見学、ダンディ高校で日本食の提供や燕市のプレゼンテーション、交流活動、さらに砂丘ライド体験、遊園地訪問などの楽しみもある。
4人は順に自己紹介し、ダンディ村での交流内容の紹介やプレゼンテーションのリハーサルも行った。仲野孝燕市教育長は「健康に気をつかってダンディ村でいろんなことを学ぶことに期待する」、31日から8月4日まで一緒にダンディ村で過ごす鈴木力市長は「それぞれ目標を実現できるように頑張ってほしい」と派遣生を激励し、米国本土へ渡るのは初めての鈴木市長は「(不安もあるので)わたしの面倒もみてください」と笑わせた。
燕市に合併する前の旧吉田町とダンディ村は1994年から友好姉妹都市で、燕市に合併後もその関係を継続し、毎年、交互に子どもたちの派遣事業を行って交流している。ことし燕市が派遣する番で、派遣生を公募し、面接して4人を決めた。