高品質なはしの製造で知られる株式会社マルナオ(福田隆宏社長・三条市矢田)は、語呂合わせで「箸(はし)の日」の4日午後7時から10時まで同社敷地に1000個のキャンドルをともしてキャンドルナイトを行う。
燕三条地域の7社が参加して5月の大型連休に初めて行われた「燕三条 春の工場めぐり」に同社も参加した。その来場者からのこぎりでタケを輪切りにするワークショップに参加してもらった。できた竹筒を置いて中でLEDをともせばキャンドルになり、1000個を同社敷地内にずらりと並べて幻想的な夜のあかりを楽しんでもらう。
同社は、ことし初めて「御箸供養」を行っている。はしを製造していることから、以前から実施を検討していた。7月24日から8月18日まで御箸供養箱を設置し、割りばしを含め使わなくなったはしを入れてもらい、詳細はまだ決まっていないが最終日の18日に御箸供養の神事を行う。
御箸供養箱は福田社長がケヤキと一部は黒檀(コクタン)を使ったぜいたくな仕様で、福田社長が製作した。はしの持ち込みは毎日午前10時から午後7時までだが、4日は10時まで。夕涼みがてらの気軽な来場を呼びかけている。