5日13時発売の燕市にこだわった「十割米麹味噌 わずか5販売幻のみそに (2017.8.4)

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越後味噌醸造株式会社(木龍康一代表取締役・燕市吉田中町)が、燕市にこだわって初めて燕市産のコメとダイズを使って仕込んだみそ「十割米麹味噌じゅうわりこうじみそ」(1kgカップ入り・税抜き770円)が完成。5日午後1時から越後味噌醸造の直売店で販売するが、大きく予想を上回る予約があり、わずか5個だけを限定販売する。販売は1人1個に限り、瞬殺で売り切れ必至の「幻のみそ」となった。

わずか5個だけ販売する幻のみそとなった「十割米麹味噌」
わずか5個だけ販売する幻のみそとなった「十割米麹味噌

木龍社長には「燕ブランドのみそで地域貢献がしたい」と夢があり、昨年2月にプロジェクトがスタート。ことし1月に「ひうら農場」(樋浦幸彦代表・燕市吉田本町)が秋に収穫したコシヒカリで麹菌こうじきんをつくり、JAや中間問屋に頼んで納品してもらった燕市産ダイズにまぜて仕込んだ。それから半年間の発酵、熟成を経て新しいみそが完成した。

ダイズに対する麹の割合を麹歩合と言い、県内では一般にダイズに対して7割から8割の麹と合わせて仕込むことが多いが、コメの味をしっかり感じてもらおうと、麹歩合を高めの10割で仕込んだ。それをわかりやすく消費者に伝えようと「十割米麹味噌」と名付けた。麹の割合を増やすとみそは甘くなり、さらに塩分も抑えて甘口に仕上がった。

木龍社長と後ろは新たに1800kgの「十割米麹味噌」を仕込んだ木おけ
木龍社長と後ろは新たに1800kgの「十割米麹味噌」を仕込んだ木おけ

それほど売れないだろうと200kgを仕込んだが、ひうら農場だけでも50kgの予約。ユーザーにはDMで予約を募ったところ、予想を上回る申し込みがあり、結局、一般販売用はわずか5個しか残らなかった。同社にとって市内のコメとダイズを使ったみそは初めて。すでに7月には次の冬の完成を目指して1800kgを仕込んだ。それに伴ってプラスチックのおけから木おけに変えたので、すこし味の変わった「十割米麹味噌」に仕上がるはずだ。

「みその消費量が低迷する昨今、いくら地元のみそでも一気に売れるとは思わなかった」と、いちばん驚いているのは木龍社長。「ありがたい反面、一般販売が少なくて皆さまに申し訳なく、冬までお待ちいただければ」と話している。また、同社の直売店は日曜は休んでいたが、7月下旬から盆と年末年始以外は年中無休で営業している。問い合わせは同社(電話:0256-93-2002)へ。

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