燕三条の6社で夏の工場巡り　スタンプラリーも (2017.8.5)

「燕三条工場の祭典」に参加している事業所の有志が5月の大型連休に初めて「燕三条春の工場めぐり」を行ったのに続き、この夏も6社が4日から19日まで「燕三条夏の工場巡り」を行い、夏休みの子どもたちや帰省客の来場を待っている。

「燕三条夏の工場巡り」のちらし

参加企業は、三条市がはしのマルナオ、ニッパー型つめ切りの諏訪田製作所、包丁のタダフサ、燕市が名刺入れのMGNET、鎚起銅器の玉川堂、包丁の藤次郎。工場見学は各社によって休業日や開放の時間が異なるので、各事業書に問い合わせた方がいい。工場見学にとどまらず、事業所によってアウトレット販売、竹箸作り＆流しそうめん大会、親子包丁づくり体験、銅板しおり作り、銅板でオリジナルプレート作り、ペーパーナイフ磨き体験などのイベントも企画している。

ちらしの裏はスタンプラリーの台紙

さらに、ちらしの裏はスタンプラリーの台紙に宴梶[も行っている。マルナオ株式会社が紫檀（シタン）をレーザー加工した6社分のぜいたくなスタンプを作成。各社を回って台紙になっているちらしにスタンプを押して6つの工場のスタンプをすべて集めるとオリジナル軍手がもらえる。ただし軍手の引き換えは11日から。

マルナオが製作したスタンプラリー用のスタンプ

「秋の工場の祭典まで待てない」というわけで、主にふだんから工場見学の受け入れを行ってい企業の有志が連携して、工場の祭典のミニ版のような形で春に工場見学を行った。本番の工場の祭典と変わらないほど来場者を集めた企業もあり、好評だったことから秋にも企画したもの。包丁の藤次郎はオープンファクトリーを開設したばかりで、新たな見所もある。6社は1時間で移動できるので、駆け足なら1日で6社を回ることも可能で、気軽な来場を呼びかけている。参加各社のイベントは内容、スケジュールは次の通り。

マルナオ

◆8月4日(金) 19:00～22:00
■キャンドルナイト
はし(84)の日に1000個のキャンドルで工場を演出。箸供養と合わせてどうぞ！

◆8月11日(金) 10:00～14:00
■竹箸作り＆流しそうめん大会
かんなを使って、竹箸作りに挑戦！作った竹箸で流しそうめんを楽しみましょう！

◆7月24日(月)～8月18日(金)
■御箸供養
参加費無料・御箸供養古くなったお箸をマルナオで供養いたします。

諏訪田製作所

◆8月4日(金)～19日(土)
■アウトレット販売
切れ味には問題なく、色ムラなどで「B品」になってしまった商品をお求めやすい価格で販売します。

■カフェ営業アメリカーノ:￥200
エスプレッソマシーンで一杯一杯、丁寧に淹れたコーヒーをお楽しみください。

包丁工房タダフサ

◆8月11日(金)　9:00～16:00

■親子庖丁づくり体験100％チャレンジ
職人指導のもと、スプリングハンマー～仕上げ研ぎを親子でチャレンジしていただきます。片刃のアジ切庖丁の製作を予定しています。事前予約優先 / 参加費￥3,000

■親子庖丁づくり体験50％チャレンジ
職人指導のもと、切れ味を左右する仕上げの手研ぎを親子でチャレンジしていただきます。片刃のアジ切庖丁（2,000円）両刃の小三徳庖丁（3,000円）の製作を予定しています。事前予約優先 / 参加費￥2,000～
ご希望の方はタダフサまでメール、又はお電話にてお申し込み下さい。
※お子様が小中学生の親子対象。事前予約を優先させていただきます。数量に限りがあります。
※安全確保のため、短パン、サンダル、ヒールの高い靴での来場はご遠慮ください。

■サンドブラスト絵付け体験
庖丁製造の一工程であるサンドブラストの技術を使って、自由に模様をつけてオリジナルグラスを作成します。参加費￥500

■メモリースケッチ
ポケットサイズの似顔絵を、爽やかな水彩絵の具で仕上げます（絵描き：たなかるり）参加費800円（1名追加ごと＋500円）

■アウトレット販売
期間中、11日以外も実施予定。

MAGNET / マグネット

◆8月11日(金)、12日(土)、13日(日) 、8月17日(木)～18日(金)

■銅板しおりづくり
銅板を金槌で叩いてオリジナルのしおりを製作します。
時間制・要予約/参加費￥1,500

■ティースプーンづくり
ステンレスの板を折り曲げ、磨き仕上げます。
時間制・要予約/参加費￥1,500

■オリジナル名刺入れの組付け体験
好きな素材/カラーを選び、組立てに挑戦できます。
時間制・要予約/参加費￥3,000～

■アウトレット販売

玉川堂 / ぎょくせんどう

◆8月18日(金)、19日(土)

■銅板で作ろう、オリジナルプレート♪
様々な金鎚や刻印を使って、銅板に模様を付けた後、縁を叩いて立ち上げ、最後に色をつけて出来上がり。小さなお子様は親御さんとご一緒に。