弥彦で体験 エダマメをこいで もいで 食べて (2017.8.8)

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夏と言えばビールにエダマメ。旬のエダマメを自分でこいで、もいで、食べてもらおうと5日、弥彦村のエダマメの畑で夏恒例のエダマメ収穫体験が行われた。

 5日に弥彦村井田のエダマメの畑で行われた収穫体験
5日に弥彦村井田のエダマメの畑で行われた収穫体験

弥彦温泉観光旅館組合青年部(笹崎人資支部)が主催し、ことしは5日のほかに6日、11日の3回、計画した。弥彦の魅力を発信し、夏休みに弥彦温泉に宿泊する人たちからもエダマメの収穫を体験してもらおうと6、7年前から毎年、夏休みにあわせて行っている。

初日の5日は近郷から5家族、12人の親子が参加し、「ヤホール」に集合。県道29号吉田弥彦線沿いの井田地内の畑へ移動し、早生茶豆品種「味太郎」をほしいだけエダマメを収穫して「ヤホール」へ持ち帰って豆もぎし、100グラム100円で購入するとともに、もぎたてのエダマメを試食した。

畑では青々と葉を茂らせたエダマメは、おとなの腰くらいの高さに育った。一本の木に50グラムから100グラムの実がつき、畑に入ると青臭い香りを感じることができ、いかにも新鮮だ。じっとしていても汗が噴き出す猛暑だったが、参加者は「楽しいよね」、「ついつい取っちゃう」と収穫の楽しさやそのあとのとれたてのエダマメの味を想像して作業に励んでいた。

収穫したエダマメをすぐに豆もぎ
収穫したエダマメをすぐに豆もぎ

燕市から5歳の長男と参加したお母さんは、この日午前、JA越後中央弥彦支店へ農産物の買い物に出掛けてエダマメ収穫体験の参加を勧められた。「福岡県に住む祖父に孫が取ったエダマメを送ったら喜んでくれるだろうと思って」。

長男はお母さんにうながされるまでもなく、汗だくになって全身を使い、休む間もなく黙々とエダマメを畑から引き抜いた。お母さんもエダマメの収穫は初めての体験だったが、「子どもも楽しそうに夢中になってくれて良かった」と喜んだ。

試食した新鮮な枝豆の味は格別。約1時間の手軽な夏の農作業体験に大満足だった。最後の11日は午前10時40分までに「ヤホール」集合で行う。参加したい人は前日10日までに弥彦観光協会案内所(電話:0256-94-3154)へ申し込む。エダマメの購入は有料だが、参加費は無料。

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