三条で観測史上3番目に暑い38.1度を記録した7日から翌8日朝にかけて三条市では、熱中症4件を含む計21件の救急搬送があった。24時間で20件を超える出動は年に数回という多さだった。
7日午前8時半から翌8日午前8時半までの24時間の救急搬送をまとめたもの。熱中症と思われる搬送は、午前11時台に屋内で仕事をしていた50歳代の男性、午後0時台に屋外で野球の練習をしていた男子高校生、午後5時台にアルバイト先に自転車で向かおうとしていた女子高校生、午後7時台には日中に大工の仕事をしていた20歳代の男性の計4人が搬送された。それぞれめまいやふらつき、けいれんなど熱中症と思われる症状で救急要請されたもので、いずれも軽症のようだ。
暑さとの関係は不明だが、これを含めて21件の救急要請があった。同本部の出動が、24時間で20件を超えることは、1年間に数件あるかないかというほど多かった。
また、ことしの熱中症の症状での救急搬送は、7日までに37件あり、昨年同日より14件多い。同本部では、今後も熱中症には注意するよう呼びかけている。