6日、燕三条ワシントンホテルで開かれた新潟二区選出の民進党新潟県連代表・鷲尾英一郎衆院議員の後援会、燕地区イーグル会の総会・懇親会で鷲尾氏と米山隆一知事、鈴木力燕市長の3人によるパネルディスカッションが行われた。民進党代表戦について鷲尾氏は、前原誠司元外相を支持しながらも新たな候補者の擁立を議論していると話した。
予定したパネルディスカッションのテーマが終わったあと、米山知事から代表戦について考えを求められ、鈴木市長からも「代表選、出るんですか?」と聞かれて答えたもの。鷲尾氏は20人以上の推薦が得られないので代表選は「あえて出られないと言っておきましょう」と答えた。
細野豪志元環境相の離党については本人と電話で話したことを明かし、「なんでこのタイミングってことです」、「新しい代表が決まってからでもいいわけですから」、「あれだけ皆さんの前で次、よろしくお願いしますと言っておきながら代表選でないで蓮舫さんを応援して」とし、「彼は彼なりの高度な政治判断があると思っている」と一定の理解を示しながら「今の状況だといい迷惑だなと思いますね」と不快感をあらわにした。
代表選は前原氏と枝野幸男前幹事長の一騎打ちが濃厚だが、「おふたりが出るんだったら圧倒的にわたしは前原さん」ときっぱり。ただ、「今、本当にそれでいいのかと思っている」とし、「もうひとり候補者が選べないかと思い、出せないかと若手でいろいろと論議をしている最中」と話した。
総会・懇親会には約300人が出席した。パネルディスカッションの本来のテーマは、国道116号吉田バイパスの早期事業化、県央基幹病院の課題や内水対策、少子化問題、県立吉田病院の移転改築など。米山知事、鈴木市長とも首長の立場では玉虫色にならざるを得ない、パネルディスカッションに首長は向かないと前置きしながら、これまでの経緯や環境、それぞれ立場からの要望などについて話した。
また、燕市の矢代秀晴さん作曲、ゴールデン佐藤さん作詞で制作、ダビドフ鷹頭&ゴールデンアローズの演奏による鷲尾氏のオリジナル応援ソング「スプレッド マイ ウィングス」のお披露目も行われた。