三条市福島新田丁、JAにいがた南蒲農産物直売所「ただいまーと」は10日、昨年7月29日のオープンから1年余りで買物客通算30万人を達成、それを記念してセレモニーを行った。
30万人目となったのは、見附市の村田均さん(84)と宏子さん(77)夫婦。午後1時半過ぎにちょうど30万人目としてレジを通過した。セレモニーでは、同JAの佐野行雄理事長から村田さんに記念品として万座温泉ペア宿泊券、同JAのブランド米「難関突破米」、シャインマスカットと巨峰の詰め合わせをプレゼントした。
村田さん夫婦は「商品が新鮮でちょこちょこ利用させてもらっています」と、オープン当初から月2、3回は買物に訪れていると言う。品ぞろえの豊富さも魅力で、出品者ごとに商品を比較できたり、珍しいものもあるので「見ていておもしろく、楽しい」と喜ぶ一方、「商品を集めるのも大変でしょう」と気遣いも。同店のスタッフが声をかけてくれ、「明るいし、大型店からみるとあったかみがある」と話した。
30万人目の思わぬプレゼントには驚き、「大変うれしいというか運が良かった。また利用させていただきます」笑顔だった。
「ただいまーと」は、2016年の7月29日にオープンした。今年度2月1日から8月9日までの買物客は1日平均800人で計画を70人上回っておる。1日最多のレジ通過者は2,058人で、オープン初年度より42人少ないが2千人台に達しており、夫婦や家族で訪れる人も多いため、来店客はこの数倍になる。
佐野理事長は、これからも商品の充実、さまざまなイベントなど、楽しさやおもしろさなどバラエティーに富んだ魅力をつくっていきたいと言い、30万人達成は一人ひとりのお客さまのおかげと感謝した。