三条高校剣道部OB会(池田弘会長)は12日、三条高校体育館で恒例のOB会交流稽古(けいこ)会と交流試合を行い、OBと現役部員の24人が参加して竹刀を合わせて汗を流した。
県外在住の会員も参加しやすいように毎年、盆休みの期間中に行っている。ことしはOB16人と現役の1、2年生部員10人のうち8人が参加した。
池田会長はあいさつで現役部員を激励。OBの物故者に黙とうをささげ、さっそく防具をつけてけいこした。体育館は外よりはるかに蒸し暑く、まるでサウナのよう。すぐに汗が噴き出した。OBは時々、けいこの手を止めては現役部員をアドバイスしていた。
剣道部は昭和37年度の創部。今年度の部員は、男子は1年生部員がゼロで2年生4人だけ。団体戦は5人で戦うため、4人での団体戦を戦うのは厳しい。それでも女子は1年生4人、2年生2人の6人の部員を確保しているが、剣道部の歴史を絶やさないためにも現役、OBとも来年度の入部が増えるよう期待している。このあとOBが経営する三条市・越後長野温泉「嵐渓荘」で懇親会を開いた。