燕三条相続サポートセンター(落合孝夫所長・三条市東三条2)は、税理士と司法書士が相続の疑問や相談に応じる「相続・遺言無料相談会」を26、27日に加茂商工会議所、9月2、3日に三条商工会議所の2会場で開く。
相続の関係で、困っていることや心配なことの相談を、税理士と司法書士がともに応じる無料の相談会。同センター所長で落合孝夫税理士事務所の落合代表(45)と、にいがた県央司法書士事務所(加茂市上町)の田辺俊樹代表(50)が、地域の人たちの役に立てればと2年前から合同で開いている。昨年は30組余りの個人や家族の相談があった。
税理士と司法書士が同席して相談に応じるスタイルは県央地域では珍しく、ワンストップで解決の糸口が見つけてもらおうというもの。落合所長は「相続は、ひとりの人が何度も経験することではなく、手続きを含めてわからないことが多くあります。何から手を付けていいか分からないという方も多い」と言い、2015年の税制改正もあり、相続に関する案件は増えているという。
相談内容は、不動産や預貯金の名義変更、遺産の分与方法、財産放棄の方法、相続税を減らすための生前贈与、遺言の作成、成年後見・家族信託など、さまざまだ。
相談会は予約制で、2会場とも午前9時から5時まで。相談は無料で約1時間程度。予約は、落合孝夫税理士事務所(電話:0120-339-283)で午前8時から午後7時まで受け付けている。相談会の開催日以外にも各事務所で、無料相談を行うので、気軽な問い合わせを呼びかけている。