11月3日から5日まで愛媛県松山市で開かれる第5回東京ヤクルトスワローズカップ少年野球交流大会に燕市代表として3年ぶり2回目の出場を決めた燕南野球スポーツ少年団が21日、鈴木力燕市長を表敬訪問した。
東京ヤクルトスワローズカップ少年野球交流大会は、スワローズとコラボレーション事業を進める燕市、スワローズのキャンプ地の宮崎県・西都市、沖縄県・浦添市、愛媛県・松山市の4都市をそれぞれ代表する少年野球チーム1チームずつが参加して競う大会で、2013年から毎年開かれている。
燕市は毎年、燕市予選会を開いて優勝したチームを燕市代表に決めている。ことしは7月29、30日に燕市予選会が開かれ、11チームが出場してトーナメント戦で競った。
過去4回の燕市予選会のうち吉田ジュニアクラブが3回、燕南野球スポーツ少年団1回、優勝。しかし、常勝の吉田ジュニアクラブがシードの初戦で敗退する番狂わせがあった。
決勝は燕南野球スポーツ少年団と初優勝を目指す燕西小野球スポーツ少年団が対戦。7回を終了して同点で、8、9回とエクストライニングを行ったが、それでも決着が着かず、両チームとも同点優勝とした。
しかし、代表は1チームなので、最後に代表を決める抽選を行った。これも5-4と最後のひとりで燕南野球スポーツ少年団の勝ちが決まり、抽選まで大接戦だった。燕南野球スポーツ少年団の優賞は第2回大会以来で3年ぶり2回目だ。
表敬訪問にはユニホームを着たチームの選手ら19人と長谷川雅樹監督やコーチ、保護者らとともに市役所を訪れた。団員のほとんどが燕東小か燕南小。主将の燕東小6年の捕手広田錬馬君は「ぼくはキャプテンなのでしっかりみんなをまとめられるように大きな声を出してしっかり引っ張っていきたい」とあいさつした。
決勝戦を観戦した鈴木市長は「歴史に残る決勝戦だった」と振り返り、「燕西の人たちの分まで、そして3位、4位になったチームの分も含めて燕の代表として一生懸命プレーしてきてほしい」と期待した。