23日まで弥彦村で行われた大相撲・伊勢ヶ浜部屋の夏合宿で22日、弥彦神社相撲場で赤ちゃん写真大会が開かれ、子どもの成長を願ってたくさんの親子が訪れ、赤ちゃんを関取に抱いてもらって写真を撮影した。
公開朝稽古(けいこ)に続いて行い、稽古の見学には今回の合宿で最多の6000人を超すファンが訪れた。赤ちゃん写真大会には、横綱日馬富士をはじめ、安美錦、宝富士、照強の稽古をした4人の関取が参加し、次々と赤ちゃんを抱いては親が構えるスマートフォンのカメラに収まっていた。
はだかでまわしを着けた大きな体の関取に、大泣きする赤ちゃんもいれば、不思議そうな表情できょとんと見詰める赤ちゃんも。親は関取にわが子を抱いてもらって大感激だった。ひと通り関取と写真を撮ると、今度は近くいた若手力士にも一緒に撮影を求め、若手力士にも百人を超す行列ができていた。
新潟市に住むママ友の荒井瑠奈さんと高山あいかさんは、それぞれ7カ月になった長女の瑠璃子ちゃん、真利亜さんを連れて訪れ、横綱に抱っこしてもらった。ふたりは「お相撲さんに抱っこしてもらうと体が強くなるというので」、「夫もお相撲さんが好きで」と言い、「感慨深いです」、「やっぱりお相撲さんは優しい」と興奮気味に話して喜んでいた。