新潟県三条地域振興局健康福祉環境部は25日、三条市総合福祉センターで平成29年度新潟県少年の主張大会ーわたしの主張ー三条地域地区大会を開き、同振興局管内5市町村の中学生代表11人が日ごろ考えている意見を発表し、9月に開かれる県大会出場者1人を選出した。
地域の中学生が日ごろ考えている意見を発表し、自らが健康な心身づくりに努め、地域から青少年の健全育成に理解を深めてもらおうと毎年開いている。最高賞の最優秀賞1人が三条地域代表として県大会に出場し、県大会の最優秀賞受賞者は関東・甲信越静ブロック審査へ推薦され、最終的に全国大会へとつながる大会だ。
ことしの三条地域地区大会は、三条、燕、加茂、田上、弥彦の5市町村の22校から4,061人の応募があり、そのなかから選ばれた2年生2人と3年生9人の計11人が発表をした。
いじめや部活動、家族の病気や国籍、地域のことなどを、友人や教諭、家族とのかかわりなどから考えたことなどを題材にして、発表。中学生の思いや悩み、心の変化などを観客はうなずいたりしながら真剣に聞き、1人5分ほどの発表が終わるたびに拍手を送っていた。
三条市中学校長会の樋山利浩会長を審査員長として燕市教育委員会教育長、三条市PTA連合会副会長、県三条地域振興局健康福祉環境部長の4人の審査員が審査し、県大会に出場する最優秀賞に、県立燕中等教育学校2年の平沢幸芽さん「仲間を守る一言」を決めた。
さらに、優秀賞2人と奨励賞8人を決めた。各賞の受賞者と題名は次の通り。敬称略。
【最優秀賞】
【優秀賞】
【奨励賞】