新潟市西蒲区福井集落に生まれ育った写真家で郷土史研究家の斉藤文夫さん(84)の盆をテーマにした写真展「消えゆく故郷のお盆」が26日から9月3日まで新潟市西蒲区角田浜、角田山妙光寺で開かれる。
26日に行われた妙光寺の送り盆の企画展としてスタートし、27日以降は院庭に作品を展示している。
展示作品は8枚のパネルに張った約60点。福井、野積、下田の昭和30年代前後のありふれた盆のようすや、岩船の月遅れの七夕の迎え火、竹野町の子どもが亡くなると土葬にして土を盛る風習などを撮影している。毎日午前10時から午後4時まで、入場無料。