三条市と一般社団法人三条市体育協会は、2日午後6時半から三条市栄体育館で第13回市民総合体育祭総合開会式を行い、三条市のスポーツの祭典がスタートした。
それまで会場にしてきた三条市総合体育館が建て替え中で使えないため、昨年に続いて栄体育館に会場を移して行った。駐車場など施設規模が小さいため、ことしも総合体育館のころより参加人数を少なくし、入場行進を行わないなど規模を縮小した。
開会式は、実施競技26種目に参加する26団体、来賓やギャラリーなど合わせて800人が出席。午後6時40分に三条市総合型地域スポーツクラブりんぐるHIPHOPダンス教室の小学生など約40人によるアトラクションを行って始まった。
三条市体育協会の野崎勝康会長は開会のあいさつで、「秋、冬のスポーツに向けて皆さまがますます活躍されると思います。この総合体育祭を契機に、2020年に向けて三条市からもオリンピックに参加できるように期待します」と、練習の成果の発揮と活躍に期待した。
国定勇人市長は、新しい体育文化の複合施設を2020年の東京五輪の前、19年12月までには供用開始できるよう進めているとし、もうしばらくの間、辛抱と協力をお願いしたいと述べた。
三条市空手道連盟の中学1年土田夏来選手が選手宣誓を行い、優秀指導者3人と、「第71回国民体育大会カヌー競技スプリント 男子カナディアンシングル500m優勝」の當銘孝仁選手の最優秀特別スポーツ選手賞をはじめ、スポーツ選手賞の13人・団体を表彰した。