三条市下田地区の医療法人社団しただ(北沢幹男理事長)と社会福祉法人しただ(同)は6日(水)午後2時から4時まで地元の諸橋轍次記念館で三条市家族介護支援事業として「いっしょにいっぷく」を開き、「みんなで考える、認知症」をテーマに講演を聞いてもらう。
講師は全国組織の公益社団法人「認知症の人と家族の会」の新潟市に住む等々力務氏。著書に「誰も書かなかった認知症の話」、「認知症になっても心は生きている」などがあり、講演では自らも認知症家族介護の経験をもつ等々力氏から介護について豊富な体験談を交えて認知症に対する正しい理解や介護のポイントなどについて話してもらう。また、等々力氏や同施設職員に気軽に相談できる。
同施設では、「いっしょにいっぷく」として家族介護をしている人だけでなく、家族に高齢者がいて将来、介護が心配な人、介護について相談したい人などを対象にした事業を行っている。
参加は無料で、参加したい人は直接、会場へ出向く。問い合わせは介護老人保健施設いっぷく(電話:0256-41-3810・9時−17時)へ。